私はみかん収穫ワーケーションの受け入れ農家として3年が経ちました。3年前の私は、今後もみかん農家を続けていく中で、いつかミカンを収穫してくれる人材がいなくなるのではないか??という漠然とした不安がありました。柑橘の収穫作業はテクノロジーがこれほど進化した現在でもまだまだ人の手が必要な作業で、今後も収穫の自動化が実用化される目処はたっていません。テクノロジーにより、栽培面積は拡大できても【だれが採るの】という不安があり、島田由香さんが主宰する【一次産業ワーケーション】のみかん版【みかん収穫ワーケーション】を始めたいという紹介があり、受け入れ農家の1人になろうと手を上げました。初年度は「受け入れ農家にはなったが、本当に大丈夫なのか??」という不安の方が大きかったです。これまでは、作業の対価として賃金を支払うことが当たり前と考えていましたが、実際に受け入れをした時、日本各地から自費で来てくださり、無償で収穫作業をしてくれて、何より皆さんの本気の姿に今まで経験したことのない体験をすることができました。この感情を表す言葉がわからないので、「Well-being体験」と私は呼んでいます。初年度は与えていただいた皆様からのただいなる優しさ??本気の思い??をいただいた年でした。2年目・3年目は初年度からリピート参加してくださる方との交流も増えてきて、全国に1次産業ワーケーション仲間が増えていく事に驚きと感動をいただいています。収穫作業も順調に進んでおり、従業員からも「今年もワーケーションの方々はいつごろから来るの??」と聞かれ、「今年もたくさんの方に来てもらえるよう。おいしいみかんを頑張って作ろうね。」と答えながら、スタッフのモチベーションの向上にもなっています。ワーケーションに参加してくださる方々は本当に前向きな方が多く、まじめに真剣に一次産業を応援してくださる方が多いです。それは、主宰の島田由香さんが、人生をかけて、本気で日本で働く人の人生を大切にしたいと考えていて、そこに共感する仲間が多いからだと思います。みかん収穫ワーケーションの受け入れをして、仲間の大切さ。一次産業の持つ可能性。そして、日本には素晴らしい人がたくさんいることを知りました。今後もみかん収穫ワーケーションの受け入れ農家を続けていけるよう尽力していきます。