「いまの自分が好きですか?」「自分らしく生きていますか?」この問いに、私は今、躊躇なく “Yes!” と答えられます。それは一次産業ワーケーション®を通してWell-beingを体感しているからです。かつての私は、日々の業務に追われ、違和感を抱えながらも立ち止まれずにいました。やりがいを感じているはずなのにどこか満たされない。「自分らしく生きている」と胸を張って言えませんでした。そんな時に出逢ったのが、地域で貢献作業に携わる一次産業ワーケーション®でした。これまでに、みかん収穫ワーケーション(三重県御浜町・紀宝町)、梅収穫ワーケーション(和歌山県みなべ町)、甘夏収穫ワーケーション(三重県尾鷲市)に参加してきました。農家さんのもとで実際に作業を手伝い、人手不足の一助となる経験は、デスクワーク中心の生活を送っていた私にとって大きな転換点となりました。自然の中で心と身体を存分に使って働く時間。納期や数字でいっぱいだった頭は静まり、果実の香り、土の匂い、風の感触、太陽の光が五感を一気にひらいていきました。役職も肩書きもない。そこにあるのは、ただ一人の人として向き合い、認め合う関係性。そのフラットで温かなつながりが、私の心をほぐし、リセットしてくれました。農家さんから「ありがとう」「助かったよ」と言葉をいただくたびに、支援しているはずの私のほうが、実は多くの気づきと生きる力を受け取っているのだと感じます。自然という人の力では抗えない存在と向き合い続ける農家さんの姿勢から、物事を受け止める強さとしなやかさを学びました。地域に深く関わり、家族のように迎え入れてもらえた経験は、日常に戻ったあとの自分の在り方や仕事への向き合い方までも変えてくれました。困難に直面したときも、不思議と前向きな感情が湧き上がります。それが、私にとってのWell-beingです。忙しさの中で自分を見失いそうな人にこそ、ぜひ一度体験してほしい。ただの旅では得られない「生きている実感」が、そこにはあるはず。一次産業ワーケーション®を通して、自分の心と身体で、自分なりのWell-beingを感じてほしいです。